千手院の全体図

観音堂(本堂)

當山の本堂で、現在のお堂は正徳四年の棟札が掲げられております。
千手觀音さまは、正しくは千手千眼觀世音菩薩といい、像形は普通両手両眼の外に左右各々二十本の手を備え、その掌の中に一眼づつを持っておられます。そしてこの一手一眼がそれぞれ二十五の働きをして世の苦しみを救われるので、四十手に二十五を乗じて千手となり、千眼ともなるのです。これは一切の衆生(人々)の苦しみを救われる無限の慈悲を現すものであり、諸願成就、現世利益のありがたい菩薩さまとして広く親しまれ信仰されております。
毎月17日夜7時より不動尊の護摩供を修しています。護摩供はどなたでもお参りいただけます。

愛染堂

本尊愛染明王は大日如来の化身で金色赤色の憤怒暴悪相で三目六臂を持ち赤蓮華の上に座す絶対の大愛、大貪染によって世間の痴愛染著を浄化し衆生を憐れみ男女間の葛藤を解脱する事を目的とし後には恋愛、夫婦円満の祈誓、染物業者の信仰対象となった。

縁日は毎月二十六日

平成二十二年より
愛染堂本尊「愛染明王」は、都合により本堂「観音堂」の中、正面向かって左側に安置いたしました。

地蔵堂

本尊地蔵菩薩は母なる大地の如き無限の慈悲によって、この世では人間の迷い行く道 (六道)を救い冥土では死者、特に水子の霊や幼くして死んだ子供の苦しみを代わって受けてくれる代愛苦の菩薩です母の胎内に宿り乍らもこの世に命を得られなかった水子の霊をお祀りする水子地蔵像が父母によって祀られています。

水子地蔵像奉安ご希望の方は
本坊へお申し込みください仏像の背面にお名前を記入して奉安回向いたします

縁日は毎月二十四日

鐘楼

文字通り鐘を鳴らして刻を知らせるお堂です。
當山の釣り鐘は昭和17年戦時に応召し長年梵鐘のないお堂でしたが昭和五十九年諸堂大改修事業のさいに檀信徒の皆さまの浄財により新調され、今日朝夕6時と正午に刻を知らせています。
「除夜の鐘」には参詣の善男善女に開放しています。したがって當山の鐘は例年百八では終わらない?ようです

山王社

山王社は大津市坂本の日吉神社の別称でその名称は最澄が山和の三宝山の大三輪社即ち大物主神を勧請し中国の天台山国清寺の山王祠にならって神号を山王と奉り比叡山の守護神としたのにはじまる。
比叡山の守護神と同じく当山の守護神であり、また私たちの家族、親族の守り神です。

仁王門と金剛力士像

左右二身を一体として仁王様と言われ又金剛力士とも言います。
右がア金剛(萬物の始まり)
左がウン金剛(萬物の終わり)の姿即ち宇宙の絶対の真理の智慧を表して すべての煩悩を打ち破り正しい佛法を守護する爲にこの様にお寺の入り口に立っています。

赤門

赤門は、格式や由緒を示す特別な門で、古来より尊い存在が通る場所として用いられてきました。赤色には魔除けや厄除けの力があるとされ、門を朱塗りにすることで、仏さまや参拝者を災いから守る意味が込められています。

また、赤門はお寺の象徴的な存在でもあり、訪れる人々を清らかな心へ導く入り口としての役割も果たしています。

客殿

本尊は弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・大勢至菩薩)で、平成八年再建のさい総本山比叡山延暦寺無動寺谷の大乗院より下賜された仏様です。
ご縁日は十五日。
このお堂の外陣は床暖房、椅子席で催しもの(コンサートなどの)も行います。
昭和28年、隣接地の護摩堂が老朽化し解体したため現在は客殿に護摩堂本尊「不動明王」を合祀し、毎月28日夜7時より不動尊の護摩供を修しています。 護摩供はどなたでもお参りいただけなす。

弁天堂と十王堂(閻魔堂)

弁天堂
本尊は弁財天で一般に弁天様と呼ばれ蛇身を本体として水の天女神から農業神として信仰され又日本では七福神 の一神として福徳知恵商売繁盛の女神として尊信されています。

十王堂(閻魔堂)
人間の死後 初七日から三回忌までの死者の罪を裁く十人の王 (十仏の化身)を祀り中心の閻魔大王 (地蔵菩薩の化身)は三十五日目の裁きの王として知られているが本来は人間のこの世における正しい心の生き方=金を借りるときの地蔵顔返すときの閻魔顔にならない事を教えているのです

子安堂

お子安様又は十九夜様と言われる如意輪観音を祀り文字通り意の如く願いを叶えてく れる菩薩様で特に子授け、安産、子育ての観音様として深く昔から信仰されています